処女がチャリで転んでマ○コ縫った話【外陰血腫除去術】
マ○コ縫った。
プロローグ
高校1年生の頃。
初夏の風が木々を揺らし、柔らかい日差しが降り注ぐ。まだ新鮮さの残る制服に身を包んだ私は、青春の真っ只中にいた。
だんだんと色褪せていく青春の記憶の1ページを、この機会に書き残そうと思う。
橋を渡り、坂を越え、森を抜けた先にある高校に私は通っていた。広大な自然に囲まれた通学路を、額に汗しながら自転車で通学していた。前方のカゴに入ったお弁当箱を揺らしながら、毎日毎日ペダルを漕いだ。
学校手前には大きな下り坂があって、坂の頂上から身を乗り出すと、自転車はぐん、ぐんとスピードを増しながら坂を下っていく。
頬を切る風が気持ち良くて、通学路の中でも特にお気に入りの場所だった。
ここでは、まだ転ばない。
登校する時はいつも友達と一緒だった。家が近所で、小学でも中学でも一緒だった友人だ。坂を下って森を抜けると、学校のある賑かな町並みが広がる。住宅地には急なカーブと、小さな橋が掛かっているため厳しい傾斜のついた場所があって
「ここ気を付けなきゃね。ガッタン、なるからね」
なんてお互いに注意し合って、笑った。
ここでも、まだ転ばない。
横転
私の高校生活は、そこまで忙しいものではなかった。通っていたのは勉強熱心な進学校という感じではなかったし、部活動も週に1回程度の集まりがあるだけだった。お昼を食べて、授業が終われば、あとは楽しい放課後の時間だ。
期末テストも終わったし、同じ部活動の子達と「カラオケでも行こうか」なんて言って、学校から少し離れたド○キを目指した。
この時、他の子達に合わせて私は自転車を押して歩くべきだったのだ。
暑い日差しが照りつけるなか、喉が渇いたので、自転車に股がりながら信号待ちをしている最中、私は水筒に手を伸ばした。
あの時、何の話をしていただろう。確か、ものすごくしょうもない話をしていたのだ。友達のうちの一人が、私がつま先立ちで水筒の水をちみちみと飲んでいる時に、ものすごく共感できる面白いことを言った。
「わっかる!!!!!」と友達の顔を見ようと勢い良く振り向いたその時。一瞬だった。
自転車のサドルから下半身が滑り落ち、私と共にバランスを崩した自転車の、ちょうど突起したストッパー部分に、マ○コが直撃した。
痛っっっっっっっっっっっっっっっっっっ
でえーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
私の自転車のストッパーは、タイヤの左右から金属が突き出して、後ろから見ると金属のパイプが台形のようになっているタイプのストッパーだった。
自転車が横倒しになった時、そのストッパーの角ばった部分が、ちょうどマ○コに突き刺さった。
あまりの痛みに悶絶した。
水筒はアスファルトに転がり、その持ち主の私は口から涎を垂らしながら股間を押さえ、地べたでもんどりをうった。
友人たちは、一瞬の出来事に何が起こったか全く分からない様子で唖然としていた。
凄まじい痛みに思わず涙が出たが、
「えっ、何で転んだん??」
「ふつう信号待ちで転ばなくね??(笑)」
と、ちょっと面白がっている友達がいる手前、なんとか笑い話にしたくて必死に耐えた。
「見栄張ってチャリのサドル高くしすぎたわ~~!!!!運動神経悪すぎかよ~~!!!つってな!!!わはは!!!」
マ○コが痛すぎて歩くのもままならないくらいだったが、なんとか取り繕った。
自転車を起こして今度は乗らずに(と言うよりも、痛すぎて乗れなかった)友達と歩いたが、だんだん熱を帯びる股間に嫌な予感がして、コンビニのトイレへ駆け込んだ。
パンツを下ろすと、クロッチ部分に小さな血のシミがついていた。しかし、マ○コの部分にあまり変化はみられない。ほっとひと安心した。だがこの時、私は処女だったのだ。自分のマ○コの形をよくわかっているわけじゃない。そこが全くの盲点だった。
トイレから出てきた私の顔は真っ青だったようで、友人たちの態度は急変し、とても心配してくれた。遊ぶ予定は即座に中止となり、自転車にも乗れないので母に車で迎えに来てもらう事となった。
「あ、もしもしママ?…自転車で転んで、股間をぶつけて…うん、めちゃめちゃ痛くて自転車乗れないから、迎えに来てほしくて……」
こんな電話は二度としたくない。たぶん母親からしても、二度とされたくは無いだろう。
たまたま仕事が午後休だった母はすぐに迎えに来てくれて、友人たちはそれまで隣で付き添っていてくれた。
痛みに顔を歪めながら、身体をなんとか降り立たんで助手席に座る。母は友人たちに「いつもありがとうね。バカでごめんね、うちの娘」なんて言っていて、友人たちは「いえいえ」なんて言っていたが、よく見ると笑いを堪えていた。
なにわろてんねん。
こちとらマ○コから血ぃ出てんねんぞ。
祈り
帰宅後、できるだけ安静にということで、母が用意してくれた氷枕を股に挟んで横になっていた。
時間が立てば痛みも治まるだろう…そう安易に思ったのが間違いだった。
可哀想に、殴打された私のマ○コは時間の経過でみるみる腫れていき
「ズクンズクン」
と股間の大きな鈍痛が身体中に響く。
あまりの痛みに自室のベッドで唸った。あんな痛みは、今後の人生でも経験したことがない。獣のような声で「ウーー!!!ウーー!!!」と唸りながら、壁に頭を打ち付けて痛みを耐えた。
たしか時刻は夜8時頃だった。帰宅してから数時間、痛みに耐え続けたが一向に良くなる兆しは無い。気が変になりそうだったが、尿意を催したのでヒイヒイ言いながらトイレに行ったが……
出ない????????
恐る恐る尿道付近を触ると、外陰部の向かって右側がパンパンに腫れていた
「まっ…ママーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!」
すぐさま大声で母親を呼び、駆け付けてくれた母親は私の股間に顔を近付け、悲鳴を上げた。
「なにこれ!!!!!!???」
すぐさま夜間病院に電話をし、診てもらう事となった。
急患で、股間を。
狂気、そして感謝。
数時間の痛み、尿意があるのに排泄が出来ない不快感、今後の身体への不安と、わざわざ夜間病院へ行かなくてはならない申し訳無さで目眩がした。夜間病院へ向かう間、母の車の後部座席に横たわってありとあらゆる負の感情に耐えた。涙が自然と流れ、頬の横をべちゃべちゃに濡らす。
ああ…何故あの時、自転車に股がりながら水を飲もうとしてしまったのだろう…何故あの時、なぜ友人の方を振り向いてしまったのだろう…悔やんでももう遅かった。だって私のマ○コはもう、取り返しがつかない程に腫れてしまっているのだから。
夜間病院についてからは、私は移動することも座ることも出来なかったため、ほとんどの時間を診察用のベッドで横になって過ごした。
運良く病院はがらがらに空いていて、全く待たずに診療を受けることが出来た。こんな夜遅くだというのに、医者も看護師も親切に対応をしてくれた。
母親がいる前で処女のマ○コを開け広げて衆人に見せる。どこかのエロ漫画でしか見ないような光景じゃないか。しかし、私も周りも真剣だった。
医者が一生懸命に診察をしてくださっている中、とうとう痛みと不快感が限界に達し
「とにかくオシッコがしたいんです!!!お願いします!!!」
私はエロ漫画のような事を言った。
どうやら私の股間には巨大な血だまりができているらしく、それが尿道を圧迫していて排泄が出来ない状態になっているそうだった。
確かに私のマ○コには、握り拳くらいある大きな腫れができていて、パンツの布が擦れるだけで患部の表面が燃えるように痛かった。
そして医者から、予想もしなかった結果を告げられた。
「今から、緊急手術をします」
この手術は、"外陰血腫除去術"と言うらしい。(自己責任で画像検索してもらうと、グロめの図解が見られます)
母が医者から、保険のことやら手術への段取りなどを聞いている間、女性の看護師たちが私をしきりに励ましてくれた。
「辛かったね。不安だったね。良く頑張ったね」
「すごく痛かったでしょう。よく頑張って耐えたねえ」
そんな気遣いもお構いなしに、「早くオシッコがしたい」こればかりをしきりに考えていた。涙は止め処なく流れていくのに、膀胱は一滴も水分を出せず今にもはち切れようとしている。この尿が目から出たらどれだけ良いだろう、と妄想することで何とか気を紛らした。
全ての感情が限界に達しそうになっていた。発狂し、頭をテーブルに打ち付け注射器をすべての血管に突き刺して自決したい衝動を必死で押さえた。
痛み止めの点滴を打たれながら手術室の準備が整うのを待ち、いよいよあと数十分後に手術ということになった。私と母が待つ病室に医者がやってきて、「最終確認」ということなのか、重々しく私達にこう伝えた。
「もしも術中に腫瘍が破裂してしまった場合、緊急の輸血が必要になります。」
安全な手術ですが万が一の事もあるので…と、真剣な表情で医者は告げ、同意書にサインを求めた。母は不安と心配のためか、ずっと私の手を握っていた。痛みも限界だったが、周りの大人達がどんどん深刻になっていく様子に、私もかなりやられてナイーブな気持ちになってしまった。
手術の数分前、
「ママ…産んでくれてありがとう…」
泣きながらそう告げていた。
母はその言葉に、嗚咽を漏らして泣いていた。
マ○コをぶつけただけなのに…。
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手術は全身麻酔で行われたため、ほとんど寝ている間に終わっていた。
ただ、目を覚ますとそこは見慣れない病院のベッドで、私の腕には点滴、そして尿道にはカテーテルが刺さっていた。
医者と看護師が私の様子を見にきてくれて、
「無事に手術は終わりました。あとは安静にして、ゆっくり休んでね」
と優しく伝えてくれた。さらに、
「人体に溶ける透明な糸で塗ってあるから、縫い跡は残ったりしないから安心してね。いつかあなたがセックスをすることになっても、ちゃんと大丈夫だからね」
と付け加えた。
私の処女マ○コは、無事にマ○コの形を保てたようだ。
ありがとう、マ○コ。
産んでくれてありがとう、お母さん…。
エピローグ
その後、私は2日間の入院生活を送った。
トイレでいきんだら血のかたまりが勢いよく排出されて失神したり、尿道に刺さったカテーテルのせいでオナニーが出来ずに悶々したりと色々あったが、身体は順調に回復していった。痛みも違和感も無く、ようやく酷い苦しみから解放されたと安堵した。
容態を確認しにきた看護師に、
「これでもう退院できるね。じゃあ、膣内の包帯、取ろっか」
と笑顔で言われた。
"膣内の包帯、取ろっか"?????????
なに…??それ???
「5秒くらいで終わるからね~、ここに掴まって力抜いててね~~」
そう言うと看護師は、おもむろに私の膣から3メートルくらいの包帯をグルグルグルッと光速で腕に巻き取り、膣内の包帯全てを引きずり出した。
どういう事?????
あまりの出来事に、心臓がバクバクいった。膣には謎の感触が残り続ける。
看護師はなんでもないかのように、私の膣から産み出された血塗れ包帯ボールを片付けて去っていった。
本当にあの出来事だけは、あまりにも理不尽で衝撃的で、何が起こったのかをちゃんと理解できていない。そして、膣内に何かを「出し挿れ」する事はあっても、「永遠に出し続ける」という感覚は、後にも先にもあれが最後だった。
こうして色々あったものの、私のマ○コは無事に新品同然(?)で帰ってきたのだった。その1年後に処女を失うこととなるが、この時の古傷が痛むことはなかった。綺麗に治してくれた医者に感謝だ。
これからも私は、このマ○コ苦楽を共にしていくと思う。でも、私達ならきっと大丈夫だ。
だって、あんな死線を乗り越えた仲なのだから。
みんなも、マ○コは大切に。
「女の股間も急所だ」
今日はこれだけでも覚えて帰って下さい。
ーーその1年後、学校のトイレでアナルから大量の血が吹き出し、痔の手術をする事になったのは、また別のお話……
fin