【友達が10000人作れるようになる!】戦略的友人の作り方
背景と目的
初めまして、Outer Havenブログ初参加のじょうたろうです。
東京友達つくり選手権ベスト8の実績を持っています。
さて本日のテーマは戦略的友人の作り方です。
前提として、人間性、教養、知性によって無自覚に人間関係を築ける人は沢山います。
しかし誰しもがそのようなスキルを持っているわけではありません。
そのため友人の作り方を学び、友達を10000人作れるようになりましょう。
まず良好な人間関係を築くためにはまず
1.他人と友達になる
2.友人関係を深める
の2ステップがありますが、
今回は1.他人と友達になるについて解説します。
※筆者の個人的メッセージはあとがきに書いてあるので、そちらから先に読むのもお勧めです。
友達を作る技術
まず、下記の方程式は覚えておきましょう。
友達を作る=友達だと自分が思う+友達だと相手に思われる
それぞれ解説していきます。
(1)友達だと自分が思う
・トータル評価で人を判断し、短期間で見切らない
人を判断する際に一部分の優劣ではなく、トータル評価で判断することは極めて大切です。
基本的に人はある程度共通の価値観を持つコミュニティに属しており、その中で共通の評価点があります。
(例)「ステータス(学歴、職業、年収等)」「トーク力」「おしゃれさ」「愛想の良さ」「知識の深さ」
そのため自分達が持つ評価基準の中で低い評価を出した人間を低く評価する傾向が強いです。
しかし今回の目的である"友達だと自分が思う"ためには評価基準から外れていたとしても、低評価人物のカテゴリーにすぐ入れないことが重要になります。
そのため初対面の際に自分と価値観が合わないと判断しても、
- 瞬時に見切らずある程度泳がせておくこと
- 評価できるところを見つけようとする姿勢を持つこと
この2点のマインドを持つことが肝要です。
結論から言えば、「コイツ俺の知らない世界知ってるんじゃないか?」のマインドを持ち続けることが重要になります。
(例1)初対面なのに距離感がおかしいけど、距離感おかしい人と接することができる機会も貴重だから…
→ 一旦仲良くしておく。
(例2)明らかに教養なさそうだけど、教養を度外視した世界で生きている人を面白いと思い…
→ 一旦仲良くしておく。
嫌味なく仲良くしていれば基本的に共通点や評価点は自然に見つかるため、序盤の減点で人の評価を断定しないことが友達だと思える人を増やすためには重要になります。
・友達だと思う
相手を友達だと思うコツはズバリ「相手を友達だと思うこと」です。
小泉進次郎構文的ニュアンスになってしまいましたが、この戦術のメリットとして
- (既に友達なので)自分から話しかけることが苦でなくなる
- (既に友達なので)沈黙も苦でなくなる
- (既に友達なので)イベントに誘いやすくなる
- (既に友達なので)相手に対しての寛容さが生まれる。
などがあります。
初対面or面識ある状態⇒友人への発展において最大のハードルは臆病さです。
例えば同級生や同期といった共通点が多い状態から始まる人間関係形成はそこまで難しくありません。
しかし年齢・社会的ステータス・ルックス等において、目に見える形での上下が見えた場合に人は必要以上に臆病になってしまい、過剰に気を使いすぎて本来の自分が出せないことが多々あります。
友達作りに最高のパフォーマンスで臨むためにも、全人類友人だと思って人には接しましょう。
※このマインドの一つ上の段階に「全人類対等」or「Center Of Universe(≒ギャルマインド)」というものがあります。
前者は全人類対等と思うことで他人についての臆病さをなくし、後者は他人にどう思われるかではなく自分がどうありたいかに重きを持つことで臆病さをなくすことができます。
「全人類友人マインド」は他人とそこまで仲良くなりたくないシチュエーションであっても適用されるので、気疲れしやすくなりメンタルへの負荷がかかります。
そのため、必要に応じてマインドを切り替えることも推奨します。
(2)友達だと相手に思われる
・共感をする/される姿勢を持ち続ける。
人は共感できる/してくれる人が好きであり、
共感できない/してくれない人が嫌いです。
そのため人に好かれるためには、とにかく共感する/されることが大事になります。
1.共感する
とにかく共通点を見つけて理解しあうことが重要になります。
基本的に共感力の高さは
時間をかけて得たもの>>ゴシップ>>バックグラウンド>>あまり時間をかけず得たもの
の順番になります。
例)
- 時間をかけて得たもの:大切にしている価値観、趣味、地位
- ゴシップ:悪口、噂話、皮肉
- バックグラウンド:出身地、家族構成、家庭環境、趣味
- あまり時間をかけず得たもの:Yahoo!Newsやテレビの一面ニュース、日本代表戦、M1決勝の感想、税金が高いという愚痴等
※年をとればとるほどバックグラウンドの共感力が高くなる傾向があります
※趣味に関してはかけた時間や情熱によって共感力の差が生まれるため、会話の流れで判断する必要があります。
2.共感される
とにかく相手に共通点を見つけてもらい、理解してもらう又は理解した気になってもらうことが重要になります。
基本的には話の敷居が低いゴシップをジャブとして連打しながら自分の趣味、価値観、出身地等の高ポイント共通点を散らして相手が食いつくのを待ちましょう。
仮に食いつきが悪ければ税金の愚痴や芸能人の不祥事で確実にポイントを稼ぎながら、相手との共通点を探します。
共通の知人がいない場合は、使えるゴシップが限られる(不倫をした芸能人、税金等の共通の敵)ので、このような低ポイント共通点を使いながら地道にポイントを稼ぐ必要が出てきます。
3.共通点を見つけられないとき
共通点が無い場合は共感する姿勢を持つことが重要になります。
つまり「コイツ俺の知らない世界知ってるんじゃね?」のマインドを持ち続けることが重要です。(2回目)
人は共感が大好きなので、基本的に自分の価値観、趣味、誰かの悪口・噂話、出身地の話をしたがっています。
しかし共通点が無かったとしても、相手の価値観を通じて、少しでも成長に繋げようという気概や粘り強く会話する姿勢が大切になります。
その過程で相手のことを深堀することができれば、自然に自分との共通点も出てきます。
ワクワク感が友達作りに重要なのは、ルフィや悟空を見れば明らかです。ジャンプ主人公の姿勢を参考にしましょう。
※たまにこの作戦が通じない人間(≒趣味も大切にする価値観も何もない人)が出てくるが、それすらも面白いと斜に構えるキザさを持つことで乗り越えることができます。
あとがき
ここまでつらつらと書いてきましたが、無理して友人関係を形成することに意味はないと思っています。
そもそも大多数の人は深く考えてコミュニケーションを取っていません。
人は孤独であること、孤独だと思われることを恐れる生き物です。そのため互いに歩み寄り(妥協ともいう)コミュニティを形成しています。
その上で、社会を楽に生きるためには友人を作る技術を習得すべきだと私は思っています。
なぜなら友人の有無をステータスとして考えている人が社会には一定数いるからです。
友人がいないというだけで必要以上に腫物扱いされる人、能力を過小評価される人を私はこれまで見てきました。
勿論協調性の無さや人間性の欠如故に友達ができない人も一定数います。
しかし、単純に友達を作る技術が不足している人も多いと思っています。
友達を作るという技術を記すことで、いつかそのような人たちが友達を作りたいと思った際の支えになれればと思っています。
それでは、後半の「友人関係を深める」編でまたお会いしましょう!
https://outerhaven.jp/archives/3881
↑後編はコチラから